必要な点数の読み方
以下の区分は、必要な点数が0〜100の一般的な尺度でどの程度厳しいかを表します。試験そのものの難易度を示すものではありません。
| 期末で必要な点数 | 区分 | 意味 |
|---|---|---|
| 70以下 | 余裕あり | 期末が平均並みかそれ以下でも目標は保たれる |
| 70.01 – 90 | 到達可能 | 堅実な出来、良好な結果に相当する水準が必要 |
| 90.01 – 100 | 厳しい | ほぼ完璧な答案が必要 |
| 100超 | 到達不可 | 期末だけでは目標に届かない |
- 最終的なパーセントを評語に丸める方法は機関によって異なり、加重平均にかかわらず期末に不合格なら科目不合格とする規定を設けている場合もあります。効力を持つのはシラバスです。
- 入力した配点の合計が100にならなくても、このツールは配点を再スケールしません。評価済みの配点を表示するので、現在の成績が何をカバーしているかが正確に分かります。
加重平均とは
加重平均とは、各課題が均等にではなく重要度に応じて反映される平均です。宿題が科目の20%、期末試験が35%を占めるなら、試験で1点得ることは宿題で1点得ることのほぼ2倍、総合成績を動かします。
ここに表示される現在の成績は、科目全体ではなく実際に評価が済んだ課題に対して計算されます。学生が普段知りたいこと——今のところどうなのか——に答える数値であり、入力した配点の合計が100である必要もありません。実際のシラバスでは合計が100にならないことがしばしばあるからです。
期末試験で必要な点数は、同じ計算を逆にたどって得られます。100を超えることもあり、その場合の正直な答えは「期末試験だけでは目標に届かない」というものです。
使い方
- 評価済みの各項目の得点をパーセントで、セミコロン区切りで入力します(例:88; 92; 75)。
- 各項目の配点を同じ順序で、同じくセミコロン区切りで入力します。2つのリストは位置どうしで対応します。
- 期末試験の配点を入力します。受験予定の期末がなければ0を入力します。
- 目指す総合成績を入力します。
- 期末で必要な点数を読み取ります。100を超えていれば、その試験だけでは目標に届きません。
加重平均の計算式
各評点にその配点を掛け、それらの積を合計し、これまでに評価済みの配点の合計で割ります。これが完了した課題の加重平均です。
期末で必要な点数を求めるには、見込みの総合成績を目標と等しいと置いて解きます。見込みの総合成績は、得点合計に期末の寄与を加え、期末を含めた配点の合計で割ったものです。
よくある間違い
- 配点を無視して評点を平均すること。加重しない平均は別の問いに答えるものであり、配点の大きい評価が残っているときはたいてい楽観的に出ます。
- 評点と配点を異なる順序で入力すること。2つのリストは位置どうしで対応します。
- パーセントではなく得点そのものを入力すること(例:85ではなく20点満点中17)。
- 期末試験の配点を専用欄に加えて配点リストにも入れてしまい、二重に数えること。
- 必要な点数が100を超えるのを計算違いだと考えること。それは「その経路では目標に届かない」という正しい答えです。
よくある質問
現在の成績はどう計算しますか?
各評点にその配点を掛け、積を合計し、これまでに評価済みの配点の合計で割ります。評点が88、92、75で配点が20、20、25なら、得点合計は5,475、評価済み配点は65となり、現在の成績は84.23%です。
期末試験で何点必要ですか?
必要な点数 = (目標 x (評価済み配点 + 期末配点) - 得点合計) / 期末配点。上の例で、期末が35%を占める中で総合80%を目指すなら、(80 x 100 - 5,475) / 35 = 72.14% が必要です。
必要な点数が100を超えるのはなぜですか?
残る評価の配点が、満点を取ったとしても差を埋めるには足りないからです。この結果は計算上正しく、誤りではありません。目標を変えるか、再試験や成績置き換えといった別の道を探す必要があることを意味します。
配点の合計は100でなければいけませんか?
このツールでは必要ありません。現在の成績は実際に評価済みの配点に対して計算され、その値が隣に表示されるのでカバー範囲が分かります。シラバスの配点が実際に合計100であれば、評価済み配点は科目のどれだけがすでに確定したかを示します。
加重平均はそのまま評語に対応しますか?
一律には対応しません。パーセントと評語の対応も丸めの規則も機関ごとに定められ、期末に単独で合格することなどの要件を加える機関もあります。効力を持つのはシラバスと教務が公表する評価基準です。
参考文献
- Brookhart SM. Grading and Group Work: How do I assess individual learning when students work together? ASCD, 2013 — on weighting and the interpretation of composite grades.
- Guskey TR. On Your Mark: Challenging the Conventions of Grading and Reporting. Solution Tree Press, 2015.
- American Educational Research Association, American Psychological Association, National Council on Measurement in Education. Standards for Educational and Psychological Testing. AERA, 2014.