文字による成績と4.0スケール
下の表は、米国の大学で最も一般的に使われる成績換算を示しています。大学によって異なる場合があります。A+に4.3を与える大学もあれば、プラス・マイナス評価を使わない大学もあります。
| 文字による成績 | グレードポイント(米国式の一般的な方式) |
|---|---|
| A / A+ | 4.0 |
| A- | 3.7 |
| B+ | 3.3 |
| B | 3.0 |
| B- | 2.7 |
| C+ | 2.3 |
| C | 2.0 |
| D | 1.0 |
| F | 0.0 |
- 成績のスケールは大学ごとに定められます。4.3スケール、マイナスのない方式、加重された高校のGPA(優等・APで5.0)、百分率からの換算など、さまざまな方式があります。一般的な換算表よりも、教務窓口が発表する公式の表が優先されます。
- 合格・不合格科目、履修中止、単位互換については大学ごとに扱いが異なり、GPAの計算から除外されることも多くあります。適用される学則を確認してください。
- GPAは、ある1つの大学の規定のもとでの履修成績を表すものです。換算方針を考慮せずに、大学や国をまたいでGPAを比較することは信頼できません。この計算機は、算出されたGPAが出願上どのような意味を持つかについて一切判断しません。
GPAとは?
GPA(評定平均)は、学業成績を1つの数値にまとめたものです。各科目の成績はグレードポイントに変換され、その科目の単位数で重み付けされたうえで平均されます。米国式の標準的な4.0方式では、Aは4.0ポイント、Bは3.0、Cは2.0、Dは1.0、Fは0です。プラスやマイナスの記号がつく場合は、通常およそ0.3ポイント刻みで調整されます:A- = 3.7、B+ = 3.3、B- = 2.7、C+ = 2.3。
単位数による重み付けが本質的な特徴です。4単位の科目は、同じ成績でも2単位の科目よりGPAへの影響が大きくなります。グレードポイントと単位数の積はクオリティポイントと呼ばれ、GPAは総クオリティポイントを履修した総単位数で割った値です。そのため、単位数の多い科目での悪い成績は、単位数の少ないゼミでの同じ成績よりもGPAを大きく動かします。
成績のスケールは大学や国によって異なります。A+に4.3を与える4.3スケールを使う大学もあれば、A+も4.0を上限とする大学もあります。プラス・マイナス評価をまったく使わない大学もあり、高校では優等(オナーズ)やAPコースに追加の重みを付ける場合もあります(5.0スケールの加重GPA)。米国以外で一般的な百分率方式は、大学ごとに異なる方法でグレードポイントに換算されます。GPAを計算しようとしている大学が公式に発表している換算表を、常に確認してください。
このGPA計算機の使い方
- 在籍する大学のスケールに従って、各科目の成績をグレードポイントに変換します。米国式の一般的な方式では:A = 4.0、A- = 3.7、B+ = 3.3、B = 3.0、B- = 2.7、C+ = 2.3、C = 2.0、D = 1.0、F = 0です。
- グレードポイントをセミコロン区切りのリストとして入力します。例:4.0; 3.7; 3.3; 4.0; 2.7。
- 同じ科目について、同じ順序で単位数を入力します。例:3; 4; 3; 2; 3。2つのリストは項目数が一致している必要があります。
- GPA、総単位数、クオリティポイント(単位数で重み付けした成績の合計)を確認します。
GPAの計算式
GPAは、すべての科目について(グレードポイント × 単位数)を合計し、単位数の合計で割ったものです。分子はクオリティポイントの合計です。
計算例:成績4.0、3.7、3.3、4.0、2.7、単位数3、4、3、2、3。クオリティポイント:4.0 × 3 = 12.0;3.7 × 4 = 14.8;3.3 × 3 = 9.9;4.0 × 2 = 8.0;2.7 × 3 = 8.1。合計:12.0 + 14.8 + 9.9 + 8.0 + 8.1 = 52.8。総単位数:3 + 4 + 3 + 2 + 3 = 15。GPA = 52.8 / 15 = 3.52。
累積GPAも同じ式をすべての学期にわたって適用します。これまでの全クオリティポイントを、これまでの全単位数で割ります。単位数で重み付けされているため、すべての学期の単位数がまったく同じでない限り、累積GPAは各学期のGPAの単純平均にはなりません。
よくある間違い
- 単位数の重みを考慮せずに成績を平均してしまうこと。4.0、3.7、3.3、4.0、2.7の単純平均は3.54ですが、この計算例の単位数で重み付けしたGPAは3.52です。
- 成績と単位数の順序が食い違うように入力してしまうこと。各成績は、同じ科目の単位数と対応させる必要があります。
- 各学期のGPAを平均して累積GPAを求めてしまうこと。すべての学期の単位数がまったく同じでない限り、累積GPAは総クオリティポイントと総単位数から改めて計算し直す必要があります。
- 米国式の一般的な換算を、異なるスケールを使う大学に当てはめてしまうこと(A+に4.3を与える、マイナス評価がない、百分率方式など)。
- 大学がGPA計算から除外している合格・不合格科目や履修中止科目を含めてしまうこと。
よくある質問
自分のGPAはどうやって計算しますか?
各成績をグレードポイントに変換し(A = 4.0、B = 3.0など、大学のスケールに従います)、それぞれを科目の単位数と掛けてクオリティポイントを求め、クオリティポイントを合計して総単位数で割ります。例えば、15単位でクオリティポイント合計が52.8であれば、GPAは3.52になります。
クオリティポイントとは何ですか?
クオリティポイントとは、ある科目のグレードポイントとその単位数の積です。3単位の科目でA(4.0)を取れば12のクオリティポイントになります。GPAは総クオリティポイントを総単位数で割ったものなので、クオリティポイントは各科目が平均に与える単位数重み付き寄与分です。
加重GPAと非加重GPAの違いは何ですか?
非加重GPAは、すべての科目に標準の4.0を上限として適用します。加重GPAは米国の高校で一般的で、より難易度の高い科目に追加のポイントを与えます。APや優等クラスのAには5.0を与えることが多く、そのため加重GPAは4.0を超えることがあります。大学は通常、どちらのバージョンを考慮するかを明示しています。これは、両方のバージョンで使われる単位数重み付けとは別の話であることに注意してください。
すべての大学が同じ4.0スケールを使っていますか?
いいえ。A = 4.0、B = 3.0とし、プラス・マイナスをおよそ0.3刻みで調整する方式が米国で最も一般的ですが、大学によって異なります。A+に4.3を与える大学もあれば、プラス・マイナス評価を使わない大学もあり、米国外の大学ではしばしば百分率やまったく異なるスケールで採点されます。必ず、対象となる大学が公表している換算表を使ってください。
累積GPAは学期GPAとどう違いますか?
学期GPAはその学期の科目だけを使います。累積GPAは、これまでに獲得した全クオリティポイントを、これまでに履修した全単位数で割ったものです。学期ごとに単位数が異なるため、累積GPAは一般に学期GPAの平均にはならず、累計から改めて計算し直す必要があります。
この計算機は4.3スケールや5.0スケールにも対応していますか?
はい、一定の範囲内で対応しています。0から5までのグレードポイントの値を受け付けるため、4.3スケールの値(A+ = 4.3)や、加重された高校の値(APコースのA = 5.0)をそのまま入力できます。クオリティポイントを単位数で割るという計算自体はどのスケールでも同じで、文字からポイントへの換算だけが変わります。
参考文献
- College Board. How to Convert Your GPA to a 4.0 Scale. collegeboard.org.
- Standard US registrar convention: credit-weighted grade point average (quality points / credit hours), as published in university academic catalogs.